2011年11月26日

わたしたちは被曝労働者(原発労働者)にどう向きあうのか?

福島第1原発事故の収束作業の中でかなり高線量の被曝をした作業員や、原発労働との因果関係は明らかになっていないが死亡した作業員のことが断続的にニュースになっている。
事故が起こっていない原発でも当然、多くの作業員が働いている。
・パイプや原子炉などの点検、補修作業などだ。でもその前にまずやらなければならないことがあるそうだ。床などについた放射性物質を雑巾やモップでふき取ることだ。そうでないと、放射線量が高すぎて補修作業ができないのだという。
・作業員は被曝を避けるために何重にも作業服を着てマスクも着けるのだが、その作業現場はとても暑く湿度も高いため、暑苦しいし、マスクが曇って前が見えなくなるのでマスクを取ってしまうことが多い。その場合、放射能物質を吸い込んでしまい、内部被曝をしてしまう。
・事故以前から多くの原発労働者が体に倦怠感や痛みを感じて生活が困難になっているし、癌や白血病で亡くなってもいる。
・賃金も多くの人が下請け会社のもとで-それも最大6,7次の-働いているため、何重にもピンハネされ電力会社が3万円払っても労働者の手元には一万円以下しか残らない。
・原発労働者の健康被害について調査がおこなわれておらず、ほとんどの人が何の補償も受けられていない。
・いままでに原発で働いた人は何十万人にも上るのに労災も今までに十数件しか認められていない。電力会社やその下請け会社は労働者を使い捨てにして原発を動かしてきた。
・被曝した労働者が裁判に訴えたり、マスコミに実態を伝えたりすれば電力会社などは圧力をかけて黙らせることでこの労働者の使い捨てシステムを維持してきた

この原発労働者の問題にぼくたちはどう向き合って行けばいいのだろうか?
今回のドラムデモでの主張はもちろん原発をなくさなきゃいけないということ。そうすれば、ぼくらもこれ以上被曝しなくて済むし被曝する労働者も大きく減る。だけど、原発がなくなるまでには2,30年以上の時間がかかる。そのあいだ、いままでと同じように労働者は被曝し続けていく。すこしでも労働者が被曝量をすこしでも減らし、健康被害が出た場合にきちんと補償させるために僕らはなにが出来るだろうか? この問いの中で僕は惑っている
(sho)
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posted by 怒涛 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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